こっそり美食に目覚めていた百です。
日頃あまり食べ物(お菓子以外)に興味が無かったのですが、
これも大人のたしなみだろうか…とふと思い…
ちょっといいところへお食事にでも…と思ったものの…
おねだん…………と、いうわけで、
こちらが私の美食コレクションのごく一部です。
『お菓子の歴史』はタイトルそのまま、かなりヨーロッパ至上主義でアジア菓子など月餅位しか載っていませんが、クリームの種類、焼き菓子の発祥、華麗なる冷菓の数々等、文面を読んでいるだけでうっとり出来ます!
『FEEDING HANNNIBAL』は映画『羊たちの沈黙』『レッドドラゴン』等で有名になった、人食い博士ハンニバルのドラマシリーズに登場するお料理のレシピブックです。特徴的な色彩や装飾が目を惹く個性的なテーブルは一度見たら忘れられません!(合法な食材を使用)
『料理人』は古い小説だとは思えないほど、いつ読んでもシニカルでスパイシーで切れ味の鋭いファンタジー?ミステリー?小説です。料理が出来たら世界が手に入るような気がして読後しばらくは料理にいそしめる、そして美食への憧れを強める一作なこと間違いなし!有名作家が変名で書いたそうですが、今もって正体は謎のままというのもそそられます
そして最後の『美食』これは国書刊行会の書物の王国というアンソロジーシリーズの一冊、美食をテーマに古今東西の小説を集めた、編者の嗜好を味わう小説集です。かなりひねくれた編者と見えて、有名な作品はほぼ無し、意外な発見に満ちた通好み?なセレクトに、思わず「アレ入れとけよ!」と脳内の美食文学リストが火を噴き始める絶妙な効果があります。
ちなみに私はドグラマグラで有名な夢野久作のこちらに出てくる幻のお茶、崑崙茶のお話を推します!(青空文庫で無料で読めます)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/1075_22253.html
読んでいるだけでうっとり、脳が満たされノンカロリーな美食の数々…、
皆様も何か美味しい脳に美味しいエア美食、ご存知でしたら是非教えて下さいませ