昨日の続きです☆
地下採掘場見学後、大谷資料館のすぐ近くにある大谷寺と大谷平和観音へ行きました。どちらも大谷石と深い関係のある場所です。
大谷寺は坂東三十三箇所第19番目の札所です。壁に寄り添うように建つ本堂に入ると、堂内の岩肌に本尊の千手観音が祀られていました。空海作と言われている観音様です。時を重ねた観音様のお姿は火事や浸食のため、岩に戻って消えていくような儚さを感じますが、平安時代からここにいらしたと思うと圧倒的な存在感です。
昭和に入ってお寺の改修工事を行った際、本堂の近くから縄文人の骨が発掘されました。20代前後の男性の骨で、大谷寺内にある資料館に展示されています。11000年も前にこの場所に人が生活をしていたのですね。
大谷寺のすぐ近くに大谷平和観音の公園があります。広い!そして、大谷平和観音が大きい!!
階段を上って高台に昇ると、観音様のお顔は大人の身長よりも大きいかもしれません。大谷平和観音は昭和20年代に築造された磨崖仏とのこと。
展示されているパネルを読むと、公園が採掘場跡地に作られていることが記されていました。周囲にその名残があります。この広い公園全部が採掘場と思うだけでも大谷石採掘の規模の広さを感じますが、さらに驚いたのが、地下に東京ドーム数十個分を採掘したとの記載に仰天!?
先ほど見学をした地下採掘場跡は、採掘現場のほんの一部だったのかも。パネルを読んだ後、無言で足元を見てしまいました。この下に未知の超大空間があると思うと…もう想像ができません。
最後に、宇都宮駅に向かい、みんみんさんで餃子を頂いて横浜に戻りました
地下採掘場跡は、ゲストのさやかさんがご紹介下さった場所です。さやかさん貴重な場所を教えて下さりありがとうございます。いつの日か大谷資料館をご一緒させてくださいネ☆
大谷町観光を大堪能した迫力満点な一日でした